このマークは、化学物質を安全に取り扱うための世界共通ルールにもとづいた注意表示です。
化学物質の危険性や有害性を分類する基準や表示を国際的に統一するため、2003年7月、Globally Harmonized System of Classification and Labelling of Chemicals(化学品の分類と表示に関する世界調和システム)が、世界共通のルールとして国連で採択されました。略してGHSと呼ばれています。
日本でも、工業用の化学製品をはじめとして導入が進められており、家庭で使う洗剤や漂白剤なども対象になりました。
そこで、日本石鹸洗剤工業会が、石鹸・洗剤等の家庭用製品にGHSを導入するための業界基準を作成し、2011年から次のカテゴリーの製品を対象として、人の健康有害性に関するGHS表示を製品ラベルに順次記載することになりました。
● 台所用洗剤(食器洗い乾燥機用洗剤を除く)
● 塩素系漂白剤
● 塩素系洗浄剤・酸性洗浄剤(「まぜるな危険」表示のあるもの)
「ハイター」シリーズの塩素系の漂白剤や塩素系の洗浄剤でも、順次、GHSに基づいた次のような表示を追加しています。
より安全にお使いいただくための表示が追加されましたが、製品の中身については変わりありません。これまでと同じように、使用上の注意を守ってご使用ください。
■GHSについての詳しい情報は、日本石鹸洗剤工業会のホームページでごらんいただけます。
GHS表示の例
※製品によって、絵表示、注意喚起語、危険有害性情報の3つすべてが記載されない場合もあります。